耐震性は当然のごとくお家にとって重要な要素です。
一般的に木造の場合、軸組みより2×4の方が耐震性があると言う風潮があり、今回も1社は2×4の会社も検討しました。 だけど、躯体内結露の問題がどうしても気になり、元のハウスメーカーは木造軸組みの会社だったせいもあって、最終的にはお家は木造軸組みで建てることになりました。
検討中に、最近は昔の板倉工法のお家をつくる会社もあると知って、浮気心を出し専門にやっている工務店に話を聞くとかなり施工費が高く、予算的に無理。 最終的には、木造軸組み+パネルで耐震性を確保していくことに決定しました。
パネルによる面構造はいろいろな実験結果をみても高い耐震性はあるのは解るものの、釘に頼った構造でどうしても全面的には信頼できない部分もあります。 結露のことだけを考えると筋交いのみで耐力壁をとっていくことがベストですが、Tさんの提案で筋交いで基本の耐力壁を取り、パネルを併用することにしました。 結果、両方だとかなり壁量になりました。
パネル併用することによって筋交い弱点である、座屈もふせげるのではないかと期待してます。
パネル部分はダイライトで検討していますが、前述したかべ震火もいいかと思っています。 だけど、ダイライトほどの実績がないのと壁倍率3.5倍(ダイライトは2倍)になってしまうので、外周部に貼った場合、扁心率と金物の変更が必要になるかもしれない心配があります。 かといって今の筋交い量は減らしたくないし。
といって悩んでいる時間はありません。 もう基礎着工間近。 早く決めないと。
今回は無垢の乾燥材の国産桧をつかっていて、背割りの必要がありません。
筋交いを今回はかなりいれているので隅柱も両方向から筋交いがきます。 背割りがないと背割り側の強度低下の心配がなくてよいので安心です。 集成材という選択肢もありますが、木造で建てるのであればやっぱり無垢材。 といって大壁仕様なので柱は見えませんが。(ちょっともったいない)
柱に背割りがないと、室内もボードが直貼りができるので耐震上にもさらにプラス。
あと、簡単な偏心率等の計算には「耐震診断」というソフトの体験板を使用しました。
耐震診断:http://www.homeskun.com/products/hm-taisin/01.html
最終的には設計屋さんにしてもらいましょう。
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